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石灰化病変を削る「ロータブレーター」

 2020年8月21日に当院でも認可が下り、導入され使用可能となったロータブレーターという治療装置を紹介したいと思います。

ロータブレーター
 ロータブレーターは、図のようなラグビーボールのような形をした血管内を削るドリルです。冠動脈つまり心臓の筋肉に血液を送る血管がコレステロールなどにより動脈硬化を起こして狭くなり、時には狭窄部分が石灰化と言って石のように固くなっている病変があります。
 石のように硬くなった血管を柔らかい風船で拡げようとしても十分に拡がらなかったりきれいに仕上がらなかったりします。このように困難な石灰化がある動脈硬化病変を治療するときにこのロータブレーターは用いられます。
 ラグビーボールのような先端部分にはダイヤモンド粒子が埋め込まれていてこれがドリルのように高速回転することで石のように硬い病変でも削り取り血管を拡げ治療していきます。
賞状
 この治療を選択するにあたっては、専門的かつ高度な臨床診断が必要であったり、医師ならば誰でもロータブレーター治療をできるわけではなく豊富な臨床経験を有し専門的訓練課程をマスターし、正式な認定を受けた循環器専門医に限られます。
           臨床工学部:吉 崎 誠 剛
中村病院 循環器チーム